髪の毛をキレイに保つドライヤーの正しい使い方
「最近なんとなく髪のダメージが気になる・・」という方。
もしかするとそれ、間違ったドライヤーの使い方が原因かもしれません。
シャンプーを変えると効果ある?
シャンプーやトリートメントの中には、傷んだ髪を修復改善する成分が含まれているものもあるので効果的ではありますが、これは髪が傷んでしまった時の対処方法の一つなので、まずは傷めないためにドライヤーが持つ役目と効果を知ることが大切です。
ドライヤーを正しく使うことで、ダメージのないサラサラな髪を保つことができます。
効果的な髪の乾かし方
ドライヤーで乾かす前に、バスタオルで髪を拭き、必ずブラシでやさしく髪をとかしてください。
お風呂上がりにバスタオルで髪を拭いたままの状態で、ドライヤーをかけるのは絶対にしてはいけません。
髪の毛が絡まっているところに温風をあてると、かえって傷む原因になります。
1)根元を乾かす
まずは温風で根元を乾かしていきます。
毛先から乾かしていく方がいらっしゃいますが、毛先はダメージを受けやすいため、必ず根元から乾かしてください。
根元を乾かしていると自然に温風が毛先に流れていくので、毛先にはあてません。
根元を中心に少し髪を浮かしながら乾かす形です。
※側頭部や前髪から乾かすと毛先が乾きすぎるため、後頭部から前に向けて乾かすようにしてください。
毛先が少し湿っている状態でも、根元がしっかりと乾いていれば大丈夫です。
2)冷風で仕上げる
次に冷風に切り替え、今度は根元から毛先まであてていきます。風力は強にはせず、弱でやさしくあてるのがよろしいです。
冷風をあてることによって、それまで開いていたキューティクルが閉まってツヤが出ます。
乾かすときのポイント
- ・温風は毛先にはあてず、根元中心に少し髪を浮かしながら乾かす
- ・冷風は強くせず、弱で毛先まであてていく
- ・根元を乾かすと全体が自然に乾いてくる
- ・髪とドライヤーとの距離を10cm程度離すこと
- ・ドライヤーを左右に振りながら乾かす
- ・必要以上に乾かさない
温度
一般的に販売されているヘアドライヤーの温風は100度から120度です。
もっと高温の温風が出る商品もありますが、温度が高すぎると髪の毛や頭皮を傷めやすいので、オススメできません。
冷風は手にあてて涼しいなと感じるくらい(30度前後)でOKです。
風量が多いものなど速乾性をアピールする商品がありますが、あまり強くあてるのはやめましょう。
最後に
ドライヤーの使い方なんて意識していなかった・・という方が多いと思います。
ぜひこの機会に正しい使い方をマスターして、大切な髪をキレイに保ちましょう!