自宅でヘアケア♡頭がかゆい!頭皮トラブルのケア方法
季節の変わり目は、体調やホルモンバランスなどが崩れやすい時期。
体だけでなく、そういったトラブルは頭皮や髪の毛にも影響します。
- ◆頭がかゆい
- ◆フケが気になる
- ◆頭皮から嫌な臭いがする
このようなトラブルも起こりやすいのです。
美容室にもこの手の相談が増えるのも、季節の変わり目のこの時期。
正常な頭皮の状態に戻す方法はちゃんとあります。
それぞれの症状ごとに、原因やケア方法をご案内します♡
頭のかゆみとフケの対処法
頭のかゆみの原因はいろいろあります。
乾燥によるもの、皮脂が増えたことによるもの、または病気が原因となる場合もあります。
原因を突き止める目安として「フケの種類」がポイントになります。
■パターン1■
白くてパラパラしたフケ →乾燥によるもの
乾燥が原因のものが多いです。
強い日差しをあびる日々が続いたり、クーラーにあたっていたりすると、肌と同じように頭皮も乾燥をします。
特に秋から冬にかけては、空気も乾燥する季節。
こういった外的要因から、頭皮が乾燥してかゆみや、それに伴うフケなどが発生したりします。
■パターン2■
ベタついた白や黄色のフケ(鱗のようなフケなど) →脂漏性皮膚炎などの病気によるもの
脂漏性皮膚炎によるかゆみやフケの可能性があります。
脂漏性皮膚炎とは、皮脂の分泌が多い場所(鼻の周辺や頭皮など)を中心に起こる皮膚炎です。
炎症を起こして地肌が赤くなり、かゆみをともないます。
原因が、カビの一種(真菌)なので、きちんと治療しないと、慢性化したり、再発したりしやすいため、早めに適切な対策をとることが大切です。
ベタつきや黄色系のフケ以外でも、強い臭いが発生したり、シャンプーをしてもたくさんフケが出る時は疑ったほうが良いでしょう。
乾燥した頭皮に行うケア方法
1)シャンプー前や、シャンプー中に頭のマッサージをする
爪をたてずに、指の腹を使って優しくマッサージをします。
基本的に下から上に、顔の生え際から後頭部の襟足に向けて、マッサージ。
その際は、力はいれず軽く触れる程度で大丈夫です。
2)低刺激シャンプーやフケ用シャンプーを利用する
刺激の強い市販のシャンプーはこの時期は控え、頭皮の休憩をかねて低刺激や、フケ用のシャンプーに切り替えます。
よく手の平で泡立てて、地肌になじませてマッサージをするように洗いましょう。
3)シャワーやお湯の温度は38度前後
暑いお湯や冷たい水をいきなり頭皮にあてるのはやめましょう。
基本的にぬるめの38度前後のお湯で、しっかり洗い流すことが大切です。
4)シャンプーは1日1回にする
夏場などは1日2回洗う人もいますが、シャンプーは1日1回で十分です。
過分に頭を洗うと必要な皮脂まで取り除いてしまうので気を付けましょう。
5)必要であれば保湿スプレーや美容液を頭皮につける
肌に保湿が必要なように、頭皮にも保湿が必要です。
ただし、保湿することで逆に皮脂が増えてしまう人もいるので、すべての人に必要というわけではりません。
①~④の工程でを1週間程度行ってみても改善しない場合は、保湿スプレーなどを活用すると良いでしょう。
保湿スプレーをいくつかご紹介します。
| おすすめの保湿スプレー
◆ キュレル 頭皮保湿ローション / 120ml
花王のキュレルシリーズの頭皮専用保湿ローションです。
洗髪後に軽くタオルドライをしたあとに、気になる部分に使用します。
基本は洗髪後ですが、かゆくなればいつでも使って良いので利便性も高い商品です。
◆ ナプラ ナシード スキャルプトナー
ナプラのナシードヘアケアシリーズの頭皮用化粧水です。
オーガニック植物成分を配合し、デリケートな頭皮や乾燥しがちな頭皮にうるおいを与え、毛穴をしっかり引き締めてすこやかな状態へと導きます。
スウィートグレープの香りで頭皮の気になるニオイも抑えます。
お風呂上りやお出かけ前に頭皮にシュッとふきつけ指先でマッサージをするようになじませてください。
脂漏性皮膚炎などのケア方法
もし乾燥肌によるかゆみやフケではなく、慢性的なベタつきなどがある場合は、脂漏性皮膚炎などの病気の可能性も検討したほうが良いでしょう。
その場合、皮膚科に行って診察を受けることが大切です。
市販で脂漏性皮膚炎などの頭皮用のシャンプーも売っていますが、やはり医師の診断の元で専用のシャンプーを使うことが大切です。
治療方法として薬などを処方されることもあるそうなので、自分の頭皮の状態をしっかり診察してもらいましょう。
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頭のかゆみやフケのケア方法について解説しました。
季節の変わり目は何かとトラブルがつきものです。
頭皮や髪質のことで困った時は、まず美容師に相談するのも手です。